
自己紹介
僕はは1970年生まれ。高卒、ブルーカラー、日々、県外で暮らす一人息子の教育ローンを返済するために奮闘しているお父さんである。ブルーカラーゆえ、50代になるまでは、収入面などで辛酸をなめてきた。
いわゆる、底辺と言われる世界を見て来た人間なので、これまで、社会的ステータスを味わったことなど、一度もない。
だがここ数年、労働者不足が理由で待遇も改善され、ようやく少し心に余裕がうまれるようになってきたところだ。
趣味と言えば、若い頃から続けている稽古事がある。
でもそれは、体を整えるために行っていることであって、本当の意味で自分から「これは趣味だ」と思ったことはない。
正直に言えば、これまで人から「趣味は何ですか?」と聞かれるのが、本当にいやだった。
日々職場と自宅の往復、そして家族を支えることで精一杯で、同世代が好む一般的な趣味とは無縁の生活を送ってきたからだ。
SNSが趣味への入り口
そんな僕がブログを始めようと思ったのには訳がある。
2023年の秋、友人からの勧めで始めたSNS(最初はInstagramのアカウントを開設、次いでXのアカウント開設へと続いた)が、見るだけではなく、自分から発信することの面白さに目覚めさせてくれたからだ。
それまで無趣味だと思っていた僕にも、実は趣味があることを教えてくれたのも SNS だった。
なぜなら自分が好んで見る SNS のアカウントこそが、そのまま自分の趣味であったからだ。
私の場合で言えば、いつも「昭和のプロレス」のアカウントばかりを見ていた。初めてiInstagramに投稿した画像は、80年代の日米のマット界を席巻した、東洋の神秘 ザ・グレートカブキさんの画像だった。
そんな単純なことに気づくまで長い年月を「自分は無趣味だ」と思い込んで過ごして来てしまったのだ。
SNSはプロレスファンの僕にとって情報の宝庫だった。昔活躍したレスラーが経営するお店の紹介、小規模なトークイベントの情報などが、どんどん入ってきた。
「今なら昔のレスラーに会える!!」
こうして私は50代にして自分の趣味の領域へ足をふみ入れることになった。
一番初めに参加したトークイベントは、2024年2月24日 東京巣鴨の闘道館で開催された、ザ・グレート・カブキさんとプロレス解説者、門馬忠雄さんとのトークショーだった。
84年テレビ東京系列で放映された「世界のプロレス」その番組内で紹介されるアメリカでのカブキさんの活躍ぶりに、当時少年だった僕はクギづけになった。
そのカブキさん本人に会えてサインと記念撮影にまで応じてもらえるなんて、まるで夢のような企画だ。
イベント当日は、会場に60人ほどのファン(50代60代が中心)がつめかけ満員。
カブキさん入場の際には、ザ・グレートカブキの入場曲「ヤンキーステーション」が流れ、会場全体が、80年代のプロレス会場にタイムスリップしたかのようなムードに包まれた。
この時の僕は、「今日までの人には言えない苦労」のことは忘れ、完全に少年ファンに戻っていた。
「これだ!この感覚!」僕は今までつかめなかった「何か」をつかんだ。
この日を境に僕は、20年以上行っていなかったプロレス観戦を再開した。そして今は、女子プロレスにハマっている。
50歳を過ぎてから、かつての自分が聞かれたくなかった「趣味」を、心から楽しめる人に変身したのだ。
「プロレスお父さん」の始まりである。



ゆるい推し活
僕が「プロレスお父さん」として始めた趣味は、推し活のなかでもかなり「ゆるい推し活」だと思う。
推しの対象は広く浅く、自分の気が向いたときにだけ出かけている。
この趣味のメリットはいくつかある。
- ひとりで始められる
- 道具を揃えるなどの初期費用がかからない
- 専門的な技術や知識も必要ない
- イベント会場はアクセスが良い場所が多く、シニアでも参加しやすい
- 都合が悪かったり体調が悪ければキャンセルするだけ
- チケットを1枚購入するだけで、ワクワクした気分を味わえる
- ファンの顔見知りができて新しい交流が生まれる
僕の場合は、プロレス関連のイベントが中心になるが、他にも伊藤蘭ちゃんのライブ、お笑い芸人のライブ、美術家・横尾忠則さんの展覧会なども体験し、今まで味わったことのない感動を覚えた。また遠征先でのグルメ、お値打ちで快適な宿に泊まることなども楽しみのひとつに加わった。

このブログでは、50代にして趣味の世界に足を踏み入れた僕の実体験を、ありのままに伝えていきたい。
そして、このブログを見て、ひとりでも自分の趣味を発見してくれたら嬉しい。
プロレスお父さん

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